時下、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、水産加工業支援センター(全国水産加工業協同組合連合会、公益財団法人水産物安定供給推進機構)では、近年気候変動に伴う水揚げ量の変動、水揚げの時期や場所の変化が、水産加工業者の経営に大きな悪影響を及ぼしている状況に鑑み、水産加工業者による原材料調達方法等の改善に向けた様々な取組を促進するための国の補助事業「水産加工業経営改善支援事業」を平成27年度より3年間実施してまいりました。
この間、様々な魚種について、漁場の縮小や移動、来遊時期の遅れ、魚体の小型化などが頻繁に報告されるとともに、ホタテガイ・サンマ・スルメイカ等の漁獲量が急減する一方、マイワシ・ブリ類等では漁獲の増加がみられるなど、全国的に水揚げの変動が一層顕著となりました。
本調査は、以上のような状況を踏まえ、「水産加工業経営改善支援事業」実施者の取組を通じ、同事業を評価するとともに、他の一般的な水産加工業者が、上記環境のもと、自社事業をいかに運営し、経営改善を含めてどのように対応してきたのかを調査することにより、我が国水産加工業全体の現状を把握し、直面する問題点・課題を整理することを目的としています。
本調査の結果につきましては、水産加工業の維持・発展を図るための具体的な施策を検討していく上で、必要不可欠な情報となりますので、大変お忙しい中、誠に恐縮ですが、「別紙アンケート」に是非ともご回答頂ますよう、よろしくお願いいたします。
記
【問い合わせ先】
水産加工業支援センター
代表機関 全国水産加工業協同組合連合会
参事 佐々木康弘
(TEL)03-3662-2040
(FAX)03-3662-2044
(E-mail)shien-info@zensui.jp