- 2018/03/08
- 水産加工業者における東日本大震災からの復興状況アンケート(第6回)の結果について
水産庁による、水産加工関係団体の協力を得て実施した、青森県、岩手県、宮城県、福島県及び茨城県の水産加工業者における東日本大震災からの復興状況に関するアンケート調査の結果を取りまとめました結果が公表されましたので、ご案内致します。
<調査結果のポイント>
- 1)生産能力や売上の回復状況
生産能力が8割以上回復した業者は、5県全体で57%ですが、売上が8割以上回復した業者は5県全体で42%にとどまっており、依然として生産能力の回復に比べ売上の回復が遅れています。
- 2)資本金規模別の生産能力や売上の回復状況
5県全体で、資本金の規模が小さいほど生産能力や売上の回復が遅れている傾向となっています。
- 3)売上が戻った理由と戻らない理由
震災前と同水準まで売上が戻った理由として、5県全体で、「新商品の開発」、「既存の販売チャネル以外における販売」が23%、「主力商品に特化」が18%となっています。一方で、震災前と同水準まで売上が戻っていない理由として、5県全体で、「販路の不足・喪失・風評被害」が42%、「原材料の不足」が21%、「人材の不足」が17%となっています
【参照URL】
<水産加工業者における東日本大震災からの復興状況アンケート(第6回)の結果について>